発達障害グレーゾーンと言われたら―どんな名前が付けられても「心」を大事に―


「発達障害のグレーゾーン」

 

自分のお子さんのことで相談に行き、こんなふうに言われてしまった場合、どうすればいいのでしょうか?

これって一体何を言われているのでしょうか?

 

他にも、

 

「発達障害傾向があります」

「自閉スペクトラム症です」

ADHDです」

「発達上の特性があります」

「ワーキングメモリが弱いです」

「視覚認知が有意です」

などなど…

 

 

確かにこれらは支援をしていく上で大事な特徴です。

その子にとって、何が得意で何が不得意かを知っておくことで無謀なかたちでの押し付け的な支援を回避し、より効果的な支援につなげていける可能性が広がるからです。

 

 

でも、ちょっと待って!

「グレーゾーン」他、何かしらの名前を付けられたその子どもたちの性格や気質、そしてそれまでの背景といったものに対してどのくらい目を向けることができていますか?

 

十分に甘えられていない子は、やはり甘えたいし、厳しくされてきた子は、厳しくされることに過剰に抵抗を示すかもしれません。

 

何が言いたいかというと、

様々な特性を持ち、そこに名前を付けられた子どもたちにも当然ながら「心」は存在します。「心」とは、その子どもがどのような環境で育ち、その中で何を感じ考え、どんな経験をしてきたのかというこれまで生きてきたことの全体的な背景に影響を受けています。そういった背景を抜きに子どもの支援をするのはおかしなことだと私は考えています。その子どもの「心」を大切にした関わりや支援によって、子どもたちは自分としっかり向き合ってくれる他者との関係性のなかで、じっくりと自分の心に向き合うことができるようになっていきます。

 

そういう関わりや支援も大事だと私は考えています。

 

当カウンセリングルームでは、発達障害やグレーゾーン、あるいは何かしらの特性がある子どもたちに対しても、その子どもたちの心に関心を向けた心理カウンセリング(心理療法)を行なうことが可能です。

 

 

このような悩みを抱えている方は、是非ご相談ください。

小笠原こどもとかぞくのカウンセリングルーム。ブログ「発達障害グレーゾーンと言われたら―どんな名前が付けられても「心」を大事に―」。発達障害の子どものカウンセリング、心理療法。