今の時代、外からの情報をすべて断ち切って子育てに向き合うことはほぼ不可能です。
この情報社会は私たちの生活を便利にしてくれているし、子育てに役立つ情報もすぐに見つけることができます。先人から引き継がれた貴重な知識や、研究者が心血注いで研究した成果に基づいた実証的な知識、専門家が苦労しながらたどり着いた経験的な知識など、知りたいことがすぐに調べられます。
私も実際にそういった情報に助けられていますし、便利に活用もしています。
しかし、それに縛られ過ぎてしまうことに対しては警鐘を鳴らしたいと思っています。
わが子を想う気持ち(愛情はもちろん、心配や不安も含めて)は、ときに目の前のわが子に向けたまなざしのはずが、子どもよりも、外からの情報のみに向いてしまい、その情報をわが子に重ね、ときに安堵し、ときに焦り不安になったり、結果的に情報に縛られそれに過剰な価値づけした子育てに変形してしまう状況に陥ってしまうことが意外にも多いのです。
多くの情報という迷路に迷い込み、迷子になってしまい、どこに向かえばいいのか、何を信じたらいいのかわからないし、あれもこれもそれもやらなければいけないといったことになってしまうと、さぁ大変です。
何度でも私は強調したいと思います。
「子育てに唯一の正解というものはありません。」
いつの間にか抜け落ちてしまっている目の前のわが子を大切にする子育てをすすめたいのがここでの私の目的です。
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