「こころ」について


「こころ」って何だろう?

 

誰もが子どもの頃に考えたことがある問いではないだろうか?

 

少なくとも私自身は子どもの頃に何度も考えたことがある。

分かるようで分からないもの。それが「こころ」だと思っていた。

 

子どもが「こころ」について考えることを助けてくれる本を見つけたので紹介したい。

 

 

ほそかわてんてん『こころってなんだろう』講談社

 

 

細川貂々さんの絵本。

 

本書では、

 

「こころ」について、

 

「きもち」、「コトバ」、「きおく」、「他の人」というキーワードを使って、

 

それがどんなものなのかを問いながら考えていく。

 

 

「ひとりひとり かんかくは ちがうよね」

 

「ひとりひとり とくいなこと ふとくいなことは ちがうよね」

 

「ひとりひとり 同じけいけんをしても かんじ方がちがう」

 

「きおくのひきだしの なかみは ひとりひとり みんな ちがうよ」

 

「大切なのは自分のきもちにすなおになること」

 

「こころが自分のまわりの世界をつくるよ」

 

 

 

子育て中のママやパパは是非、お子さんと一緒に本書を読んでみてください。

 

そして、

お子さんと一緒にこころってなんだろう?

ということを問いながら、考えてみてください。

 

ママがこころの中で思っている気持ち、

パパがこころの中で思っている気持ち、

お子さんがこころの中で思っている気持ち、

みんなそれぞれ違うことをコトバで伝え合い、共有してみてください。

 

こころについて考えることや言葉にしてみることが面白いということ、

大切だということを家族で経験してみてください。

 

子どもの心の専門家からのおススメの一冊です。

 

小笠原こどもとかぞくのカウンセリングルーム。ブログ「こころ」について。ほそかわてんてん『こころってなんだろう』講談社